日本人の失明第一位の緑内障、40歳を過ぎたらぜひ眼科に行って検査してもらおう

ある日突然目の中に黒いゴミのような物が見える

2017年2月のとある日、黒い点のような物が見える。眼の不調っててすごく怖い😱
なので近くの眼科さんにすぐに駆け込んだ。診断結果は、網膜裂孔の恐れあり。

人の眼の中は、硝子体というゼリー状の物質で満たされていて、それが、年齢を重ねると網膜から剥がれる。これは正常な老化なので、誰にでも起きる現象だそうだ。

硝子体が剥がれる力が強くて、網膜が引っ張られている状態で、うまく剥がれてくれたら良いが、場合によっては網膜に穴が開いてしまうかもしれないとのこと。

取り敢えず様子見で、次の日にも診察に来なさい、と言われた。

ありがたいことに、その日のうちに黒い点が消えた。明くる日の診察では、無事硝子体は剥がれ、網膜に影響は無かったと診断された。一安心だ😅

この様に、黒い点や飛蚊症が今までと違って異様に増えたりなどの症状が出たら、すぐに受診することをお勧めする。ほっておくと、網膜裂孔や網膜剥離などの重篤な病気が隠れているかもしれないからだ。

CMでも流れていたが、40歳を過ぎたら眼科に

少し前から「AC〜」っていう公益社団法人がテレビで緑内障のCMを流している。見たことがある人もいるだろう。

日本人の後天的失明の原因の一番が緑内障だ。緑内障に限らず、眼の病気というのは、初期の段階では気がつかないことが多い。

両目で見ているので、片方の眼に異常があっても、もう片方が補い、脳で見えていると判断してしまうのだ。私は、一日一回は、片目ずつ物を見るのを習慣にしている。こうすることで、何か異常があれば早く発見することが出来るからだ。

中年以降で怖いのが、緑内障や加齢黄斑変性症だ。

緑内障は視野が段々欠けていき、進行すると失明する恐れがある。加齢黄斑変性症は物が歪んで見えたりしていくのだ。加齢黄斑はiPS細胞を使っての治験が始まっており、治療成績も良好だという。

日本人の緑内障は、眼圧が正常範囲のものが多いらしい。人間ドックや、コンタクトレンズを利用している人は、眼科さんで眼の状態を診てもらう時に眼圧を測ってもらうこともあると思うが、たとえそれが正常範囲にあっても安心はできない。

遅まきながら、私も50歳を過ぎてからきちんと緑内障の検査をしてもらった。前述の近所の眼科で診てもらった。
どんな検査をされるのか、ドキドキ、ちょっぴり怖い気持ちで出掛けた。

別のところでも書いたことがあるのだが、私はめちゃビビりだ。覚えていないのだが、幼稚園の頃、目ヤニがひどくて眼科に連れて行かれたことがあるらしい。大したことはなかったのだが、目を洗ってもらったという。診察の時に先生が瞼を引っ張ったり、瞼の裏を診察したのが怖かったのだろう。

次にまた眼医者に連れて行かれた時に、病院中を走って逃げ回って、看護師さんと母とで追っかけ回して捕まえなければならなかったことがあるという。

その時のトラウマか、今でも眼をいらわれるのは好きじゃないし、ちょっと怖い。いつも「力を抜いて楽にして下さい〜」って言われてしまう。

緑内障の検査ってどんなことされるんだろう?と身構えていたのだが、拍子抜けするくらいなんてことのない検査だった。
今の検査機器ってすごいのね😳 検査機器の中を覗いて、赤いレーザーの十字を見ているだけで網膜の状態や血管の様子まで全てわかってしまうのだ。

眼科 診療明細書
眼科 診療明細書

これが緑内障の健診でかかった診察の明細書だ。最後の欄の眼底三次元画像解析が、感激するくらい優れものだった。

今の私の眼の状態は大変良好なので、2年に一回くらいのペースでまた健診に来たら良いでしょう、との診断だったのでホッとした。

なかなか診察に行くまでが腰が重いのかもしれないが、こんなに簡単な検査で、早期発見が出来れば、完治はしないのだが、薬で進行を抑えることができるので、是非とも40歳を超えたら眼科を受診することをお勧めする。

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