コロナの影響か、帯状疱疹が若い人の間でも流行ってきているらしい

最近、ネットニュースでもたびたび取り上げられているのだが、帯状疱疹の患者さんが増えてきているという。

元々帯状疱疹は、中高年が罹りやすい病気と言われていたのだが、コロナ禍で、ストレスが増えている事や、マスクや消毒の徹底の影響からか、免疫力の低下により、若い人たちにも発症する事が増えてきているらしい。


帯状疱疹ってこんな病

水疱瘡(水ぼうそう)に罹ったことがある人なら誰でもがなる可能性のある病気だ。
大抵の人は子供の頃に罹っている事が多いと思う。兄弟姉妹がいれば、上の子供が幼稚園とかでもらってきて、下の子に感染するというパターンが大半じゃないかな。

水疱瘡の原因となる水痘ウイルスは症状が治っても(そう、免疫力で症状がおさまってるだけで、ウイルスが死滅した訳ではないのだ)脊髄の中に生き続けている。いやらしいウイルスやね。

それが加齢や免疫の低下により息を吹き返してきて、帯状疱疹となるのだ。

水ぼうそうは、発熱をし全身に水疱が出るのだが、帯状疱疹は神経に沿って、半身にのみ水疱が現れる。

水疱が現れる前に、刺すようなチクチクしたとかヒリヒリする様な痛みが出て、その後皮膚に発疹ができ、まもなく小さな水ぶくれに変化していく。水ぶくれそのものは数週間でかさぶたになって消えていくのだが、厄介なのが刺す様な痛みが残ることがままあるのだ。

なので、いかに早く医者に見てもらうかが、とても重要な疾患なのだ。今はよく効く抗ウイルス薬があり、初期に投薬を始めれば、後遺症の帯状疱疹後神経痛を発症しない確率が、かなり高くなる。

医者もビックリ、私の場合

かくいう私も2010年に帯状疱疹になった。特に疲れていたとか、免疫が落ちる様な出来事があったとか、思い当たる原因はないのだが、年齢的にもまだ40代前半だし、何故なのかはよくわからないが罹っちゃいました😅

ただし、私の場合はすごく特殊なケースだと思う。

確か4月の初め頃だったと記憶しているのだが、ある日の夕方に左眉の眉尻の上に、蚊に噛まれた様な皮膚の盛り上がりが出現。ええっ、こんな所、蚊に刺されてたんかいな😩 なんで気ぃつかへんねんやろう、でも全く痒くないし、変なの‥って思っていた。

次の日の朝、鏡を見ると、その盛り上がりの中に小さな小さな水疱がいくつか出来ている。これはヤバい! 噂に聞く帯状疱疹や、すぐに病院に行かねば。

頭でっかちで、病気の事を調べる事が大好きな私は、以前からこの病気のことは知っていて、発症したら一刻も早く皮膚科に行くことが大事だと常々肝に銘じていたのだ。

もちろん内科でも診てくれるが、皮膚科の先生の方が多くの患者さんを診てるので診断が確実らしい。

さっそく午前中に近くの皮膚科へ。めちゃくちゃ混んでいる。皮膚科に行くことなんて、今までほとんどなかったのでちょっとびっくり。

しばらく待ってから診察室に呼ばれ、症状を話し、水ぶくれを見ると、たぶん帯状疱疹で間違いないね、と診断された。水疱の中の水分を取って、検査に出すから明日の午前中には判明するとのこと。

抗ウイルス薬は早ければ早いほどいいので、その日から服用するようにと処方された。

先生が、「痛み、かなりありますか?」と気の毒そうに尋ねてくれるのだが、全く何の痛みもないのだ。「いえ、全然痛くないですぅ」と答えると、「痛くないのぉぉ😳 まああ、痛くないにこしたことないけどなあ」とすごく不思議そうな顔をされていた。

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