Stay home ハワイアンキルトのトートバッグを作ってみた
2ヶ月前から自分用のトートバッグを作っています。
コツコツ、コツコツ、暇を見つけては縫ってます。
只今作成中
今回はキャシーマムのエンジョイ!キルトショップで、キットを購入して制作。
以前は近場の手芸店でハワイアンキルトに使えそうな生地が沢山あったのだが、そのお店が撤退してしまった。
新しく入ったお店はどちらかというと、幼稚園児や小学生のお子さん用の物を作るデザインの生地ばかり。
なかなか思うような物が手に入らなくなり、キットで買った方が早いと思いキャシーマムにて購入。
糸とキルト芯(中綿の事)はキットに入ってないので、自分で用意しなければならない。
糸は長年キルトをやっているとかなり揃っているし、キルト芯はセール時に多めに買ってストックしておく。
長い道のり
まずはモチーフを土台の布に置いて端から1~2㎝内側にしつけをかける。慣れるまでは指で慣れてくると針先で少しずつ織り込んで縦まつりという手法でまつっていく。
全てがまつり終わったら裏布、キルト芯、トップ布(アップリケの終わった物)の順に重ね中心から放射線状にしつけをかける。
まず落としキルトをほどこす。
モチーフのきわにキルティング。これをするとモチーフがぷっくり浮き出たようになる。
落としキルトの後にモチーフの中にキルティング。 花の輪郭や葉っぱの葉脈などをキルティングする。
次にエコーキルトと呼ばれるキルティングをほどこしていく。
これはモチーフの形を中心に水面に何かを落とした時に出来る模様のように広がるキルトの事。
私は小さな物の時は小指の幅ぐらいで、大きな作品の時は人差し指やタペストリーなどの時は親指くらいの幅でキルティングするようにしている。
エコーキルトをする時にな~んとなく雰囲気でキルティングしてきたが最近上の写真のアイロンチャコペンを使ってキルティングラインを描いている。
今まで水で消えるものや消しゴムで消える物も使ってみたがどうもきれいに消えない。
たまたま買ってみたこのペンがすごく使い勝手が優秀。
最初線を引くと透明で、ええっ使えないじゃんって思ったがしばらくすると白く浮き上がってくる。
で、アイロンを軽く表面をなでる様にかけるとあら不思議!きれいに消えてくれる。
ここまでくるとテレビを見ながらでも作業が出来る
奥縦まつりは集中して目が離せない作業だがエコーキルトになるとちょっとテレビを見ながらでも出来るので作業スピードはかなり上がってくる。
エコーキルトが終わると裁断。 キルティングをすると結構縮むのでもう一度出来上がり線のサイズを測りなおしておく。
縫い代を1㎝とって裁断。後はミシンで縫製するとだんだん出来上がりに近づいてワクワク💖
あと一息
中袋を制作。先程本体を測り直したのでそれにあわせて中袋を裁断。
もともとはストンとしたデザインなのだが使い勝手を考えてオープンポケット2つとファスナー付ポケットを加えてみた。
付いていた生地の余りと補強の為手持ちの生地と接着芯を使用。
最後の最後で大失敗
持ち手のタグを補強の意味で接着芯を貼って作ったら分厚くなり過ぎて角カンに持ち手が通らない😢
今更やり直して角カンに持ち手を通してから本体につけ直すなんて気力はない・・・
ならば一旦角カンをペンチでこじ開けて持ち手を通してから戻そうとしたら折れてしまうアクシデント😭
どうしようか・・
付いていた角カンはかなり径が細い。ならばワンサイズ大きめの角カンを使えばいいんじゃないか。
ここはAmazonに頼るしかない。20個で519円、翌日届き大助かり。
今度は慎重にこじ開けてみたが頑丈過ぎてビクともしない。
悪戦苦闘する私を見かねた夫が手助けをしてくれた。
さすが!私ではビクともしなかったのが隙間が空いた。
その隙間にすかさずレターオープナーを差し込み隙間を広げるという連携プレー。
そしてタグに無事角カンを取り付けることに成功した。
ついに完成
ようやく完成にこぎ着けた。
我ながらなかなの出来映えと自画自賛。
サイズは約50㎝×35㎝、幅は20㎝と大きめなので、フラのレッスン時にパウケースや飲み物やTシャツなどを入れて使えそう。
使う時は荷物を入れると底が柔らかいので伸びてしまう。
なので、底板を入れて使おうと思っている。
バッグを作るHow to本などには、底板は本体と中袋の間に入れて縫ってしまうと載っている。
しかし私は洗濯のこともあるので、いつも中袋の上に置いて使っている。
どちらにしろ底板を使う時は四隅を丸くカットするのを忘れずに。
バッグに穴が空いてしまうからね。
さあ、次は何を作ろうかな💖