2013年の台湾旅行、そんなに期待していなかったが、思ったより楽しくて💖また行きたいな✈
2013年8月13日から4泊5日で台湾に初めて行った。少し前にフラシス(同じフラ教室に通っている仲間のこと)が台湾旅行に行き、とっても楽しかったという話を聞き、また夫の大学の後輩が度々台湾に行っていて良いよ~と勧めてくれたので一度行ってみようと計画。
が、お盆真っ最中の日程で、申し込みがちょっと遅かったので、キャンセル待ち😢 連絡も入らないので無理かな、と諦めてた所に旅行会社から電話が! ラッキー😍
小松空港で一波乱?
当時は金沢に住んでいたので自宅からマイカーで小松空港へ。国際線利用者は、空港駐車場が無料という特典付。国際線だが小さい空港なので国内線と同じフロア。カウンターを探すが見当たらない。
海外なので、又車移動なので、何かあってはと2時間以上前には着いていたのだが、めちゃ不安。2時間前を少しきった頃に、それらしき係の人が、机と台湾行きのパネルを持って奥から出てくるではないか。
そう、臨時のデスクだったのだ。呆気にとられながらチェックインをしようとしたのだが、何やら係の人がコソコソ話してる。「少しお待ち下さい、後でお呼びいたします」って。何事?まさか予約が入ってないなんてないよね。ちゃんと近ツリで頼んでるし。
しばらくして呼び出されて行ってみたら、飛行機の座席がダブルブッキングされていたらしく、「エコノミークラスが満席の為、ビジネスクラスに搭乗いただきます」って夢の様なお話。
ガイドブックで、その航空会社のマイレージがいっぱいたまってる人なんかがこういう時に座席のアップがある、って読んだ事があるけどホントにあるんやね。ちなみに初めて利用する航空会社だったんだけど、何てツイてるんや💕
小松空港のビジネスクラスのラウンジが改装中ということで、普通のレストランでお好きな物を召し上がり下さい、との事。
残念だけど座席アップはおまけみたいなものだから、軽食を有り難くいただく。機内で食事が出るから軽めにね。
エバー航空
台湾までは約3時間とすごく近い。座席はビジネスクラスだがプレミアムエコノミー位かなぁ。シートピッチもエコノミーよりちょっと広い程度。なんせ10年近く前の話なので今はどうだろう?
一応ビジネスなので食事の際はクロスがひかれてサーブされる。食器も陶器で提供だがメニューは特に豪華ではなかった。
断っておくが、この写真は夫の食事で、私はビールはいただいておりませぬ。
午後9時半に台北桃園空港に到着。滞在ホテルはパーク台北ホテル。MRT大安駅徒歩2分の便利な所にあり、スーペリアクラスなので綺麗な割にはリーズナブル。
2日目はサービスで付いていた台北市内観光
2日目は市内観光がもともと付いていて、参加してもしなくても料金は変わらないので、もちろん参加。
やはり目玉は国立故宮博物院。2時間半と少し長めの鑑賞時間をとってあったのだが、間の悪いことに中国本土の連休と重なっていたため、ものすごい観光客でごった返していた。
お目当ての翠玉白菜には全く近づくことも出来ない。順路に沿って、順番にみんなが見学したら見れるのだが、バンバン割り込んでくる。
なんとか肉形石は遠くからチラッとだけ見ることが出来た。
私達についてくれたガイドさんが、何とか見てもらいと頑張ってくれた。が、中国人についているガイドにこちらのガイドさんがガンガン文句を言っても何のその。まあガイドの注意なんてガン無視だもんね😓
このままでは埒があかないと別の展示品に案内してくれた。雕象牙透花雲龍紋套球。これが本当に素晴らしかった。
1つの象牙から独自に回転する23層(21層と書いてあるものや24層と書いてある資料もある)の球体からなり、その一つ一つに精巧な彫刻がほどこされてる。
3代にわたって制作されたといわれていて未だにどの様に作られたのか謎だそうだ。
次に忠烈祠で衛兵交代を見学。この暑いのにまるで人形の様に微動だにしない。訓練されているとはいえ凄いなぁ。
朝9時から1時間ごとに約20分かけて交代式が行われる。
その後中正記念堂という蒋介石の功績を讃える施設を見学。
お待ちかねの鼎泰豊(ディンタイフォン)でのランチ。ツアーに組み込まれているので通常よりは待ち時間は短いらしいが、そこそこ待たされた。小籠包はもちろん美味しくて当たり前だが、私個人としては空心菜の炒め物がすごく気に入った😋
上記の写真は高島屋京都店3階の鼎泰豊京都店。この旅行以前に行ったことがあり、旅行の後にも早速訪問。
で、口が覚えている間に食べ比べ。やはり本場の方が味は格段に上かな?
その後はおきまりのお土産店へ
ツアーの最後はやはり提携のお土産店に連れて行かれる。まあしょうが無いよね。色々買っている人もいたが、私達は申し訳ないけど見てるだけ~。ごめんね。だって置物とかいらないし・・・
3日目は旅行申込時に頼んだ太魯閣峡谷へ
すごく古い話になるが、昔TVでOL三人旅(萬田久子、美保純、長谷直美が出演)というコメディサスペンスがあって、台湾に行く回があった。調べたら1988年放送で、その中で太魯閣峡谷に行く場面があり、何故かそれが印象に残っており、オプションを申し込んだ。
太魯閣までは特急電車で2時間ちょっと。参加は私達と母娘の2組。もちろんガイドさんが付いてる。
さっき書いた様に連休中なので、列車も帰省ラッシュ並みに混んでいる。
もちろん満席の上に立っている人もいっぱいで、ガイドさんは、隣の車両の席しか取れなかったそうだ。
私達の席に行くと既に座っている人がいる。予約している人が来るまで勝手に座っているのだ。
ガイドさんが注意すると、悪びれる様子もなく、「あらぁ、来ちゃったのね、残念」って感じで立ち上がったのでビックリ!だわ。
台中まで、海沿いの田園風景をお楽しみ下さい、とオプションの申込書に書いてあったのだが、すぐに飽きちゃった。
飛行機移動の方が楽だったかな?
台中駅からはバンで太魯閣へ。先にお昼をいただく。 地元の伝統的な料理ということだが、めちゃ薄味。かろうじて魚が甘辛味で美味しかった。このあたりは気温も涼しく、山の方は少し霧がかかり、けむっていた。
写真の岩は全て大理石。凄いよね! 大理石ってこんな風にあるんだ。あまりのスケールに圧倒されて息をのむ。
真夏の時期だが、かなり涼しかった。峡谷沿いに遊歩道が作られており、雄大な景色を見ながら散策できる。
夫は全然期待してなかったそうだが、実際行ってみたらとても感動したそうだ。
4日目は九份と龍山寺見学
現地で九份のツアーを申し込んだ。ハッキリとは覚えてないのだが中山駅の近くのホテルに集合で混在バスで九份へ。
1時間位のドライブ。九份は大変雨の多い所で、年間9割ぐらいが雨天だそうだ。
しかし!!うちの夫は晴れ男。それも並みの晴れ男ではない。スーパー、マーベラス、エクセレントな晴れ男なのだ。
その日も天気予報では雨☔ ガイドさんも傘を持って行って下さいね、って言ってたが、現地に着くと快晴🌞 凄いわ!
もうめちゃくちゃ蒸し暑い。でも傘を持って観光するよりはいいもんね。
九份は千と千尋の神隠しのモデルになった所だそうで、そこここに映画で見た風景が広がっている。
細い路地の両側に色々な食べ物屋さんがあって、食べ歩きをしてる人も多い。2時間ほど自由時間がありブラブラ見て回る。
ランチは台北の點水樓(ディエンシュイロウ)でツアーの人達といただく。参加者が若い女性ばかりで、夫は少し気恥ずかしそう。
さすが本場だけあって点心も種類が多く、大変美味しくよばれました😋
ツアーは2時過ぎには終了したので、そのまま龍山寺観光へ。台北屈指のパワースポットだそうだ。
龍山寺はMRT(台北の市街地を走る電車)板南線龍山寺駅から徒歩5分ほど。
写真で見てもらうと分かるように、日本のお寺と違い極彩色の華やかなお寺である。
台湾は信心深い人が多いみたいで、お寺は結構な人出だった。
その帰りに自分用と実家のお土産に台湾茶を買いに行った。お店の女性店員さんが日本語がとても上手で、正式な台湾茶の淹れ方でいろんな種類のお茶を試飲させてくれた。
夫は阿里山高山茶という発酵茶が気に入り、私は東方美人茶、これは阿里山よりも重発酵のもので、これがとても美味しかった。紅茶に近い味かな?
この2種類と凍頂烏龍茶を購入した。
夕食は簡単に
朝食はホテルでブッフェがついていて、お昼はオプショナルツアーに組み込まれていた。
夕食は本来なら夜市に繰り出したかったのだが、2日目、3日目、4日目ともオプショナルツアーに参加して、あまりの蒸し暑さにやられてしまい、到底出掛ける元気なんてない。
なので2日目と3日目は、台北駅近くの新光三越の地下でお惣菜を買って、お部屋食。4日目は帰りに台北駅の中にあるフードコートでいただいた。これがなかなか美味でとてもリーズナブルだった。
最終日
帰りの飛行機が14時40分発なので11時頃にバスが迎えに来る予定。
フラシスと自分用のパイナップルケーキがまだ買えていない。フラシスは微熱山丘SunnyHillsの物を買ってきてくれたので、私は違うお店のものを、とガイドブックで探してみた。
濃厚なチーズケーキで評判の洋菓子店のパイナップルケーキが美味しそうなので、そこに決定。Amo🍰で路面店とデパートにも入っているみたい。
私達は路面店の方に行ったのだが、もう凄すぎるくらい親切で、どんどん試食させてくれる。普通日本での試食って商品を幾つかに分けて味見させてくれるのだが、丸々1個くれるのだ。味は2種類あって、冬瓜入りのパイナップル餡の金レンガと、パイナップル餡のみの黒レンガ。
2つ試食の後にどっちが好きですか?って聞いてくれて、もう一回食べ比べてみますか?ともう一度試食させてくれた。
他にもチーズケーキも試食させてもらい、お口の中が幸せいっぱ~い😋
金色の高級感あふれるパッケージで、フラシスも大変気に入ってくれて大満足👍
お土産もちゃんとゲット出来て、まだ時間があったので、商売、仕事運アップの神様を祀る行天宮を訪れた。
ここは台北一参拝者が多いお寺だそうだ。
最後の最後にビックリすることが待っていた。行きの小松空港はラウンジが改装中で、ビジネスクラスの特典は、軽食が食べれた位だが(ラッキーで付いてきたランクアップだから贅沢な事は言ってはいけないよね)帰りのラウンジが凄かった(≧◇≦)❗
お洒落な空間で、ブッフェのお料理も種類が多く、何よりもお酒が信じられないくらいお高いものが置いてある。
が、夫は昼間から飲む事に抵抗があったので全く手を出さなかった。今でもあの時飲んでおいたら良かったと後悔してるらしい。
バッカだよね(>_<) 帰りの車の運転は私がしてもいいんだから、飲めばよかったのにさ😁
そんなこんなで大満足の台湾旅行。
コロナ禍でまだまだ自由に海外旅行が出来る日は遠いのかもしれないが、いつか元のように自由に旅行が出来る日がきたら、是非とも再訪したいと思う。今度は春か秋のもう少し涼しいときにね💗